テレワークのための郊外移住、何に気をつけるべき?郊外のメリットとデメリットをご紹介!物件選びの注意点も!

  • カテゴリ: その他テレワーク
  • 公開日: 2022/12/12
感染症拡大をきっかけにテレワークが普及・自由な場所で働けるワークスタイルが広がってきました。

近年では、これにより在宅ワーカーによる郊外移住が注目されています。

郊外とは、市街地から少し離れた自然が比較的豊かな土地の事を指し、広く快適に暮せるという事で移住に人気を集めていますが、 郊外移住とは、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

物件選びの注意点なども含め、ご紹介したいと思いますので、是非最後までご覧下さい。

1. 郊外のメリット3選!

郊外は、基本自然が多くて住みやすく、移住するには様々な良い点があると言われています。

代表的なメリットを3選ご紹介します。


都内よりも安く広い物件がある

郊外に移住するメリットは、家賃が比較的低価格な事です。

実際、東京23区内なら8万円の広さのワンルームが、郊外で同じ広さの物件が5万で借りられるケースもあります。

安く広い物件に住みたい方は、居住地に郊外を選ぶというのも、ベストな選択と言えるでしょう。

テレワークのための引っ越しなら「仕事とプライベートで別々に使う部屋が欲しい」という要望も、予算内で叶えられるかもしれません。

さらに郊外は、都会と比べ建物やビルが密集していない事で、日当たりや風通しが良いなど、好良好が揃っている物件も多いです。

テレワークの方は、自宅イコール職場と言う事になりますので、自宅で仕事するなら快適で広く過ごせる住居を手に入れたいというのは当然かと思います。

そんな要望がある方は、郊外移住は、視野に入れておくべき選択と言えます。


郊外にしかない生活の楽しさがある

郊外住宅は、自然や公園・広い道が比較的多いので ツーリングやハイキングなど、アウトドア系の娯楽を、日常的に楽しむ事ができます。

テレワークは通勤という習慣が無いため、仕事が終わると、すぐにプライベートな時間に戻れるという素敵な点があるので 郊外だと「仕事が終わったら星空を見に行こう!」という事もできます。

このように、仕事以外の時間をフル活用できる事で、郊外ならではの生活を存分に楽しめます。

インドア派の方も、外に出て少し自然の風に当たり、深呼吸する事でストレスも消化しやすくなると考えられます。

自然を眺めながら季節の変化を肌で感じられるのは、郊外ならではの素敵な時間です。

生活のメリハリや仕事のモチベーションも上げられるでしょう。



移住支援制度を利用できる

近年では、テレワークの方も移住支援制度の対象になっているので、この制度利用ができます。

そもそも移住支援制度とは 「国および地方自治体が展開する、都市部から地方への移住を支援する制度」の事。

わかりやすく言えば「郊外に住めば国から給付金貰えますよ」という事です。

つまり、郊外に住めば、物価・賃貸は安く生活コストを抑えられるうえ、国から支援金も貰える。

という金銭面でのメリットがダブルで舞い降りる事になるのです。

これらの制度を活用し、車購入や、生活用品など他の事にお金を回すことができます。

2. 郊外のデメリット3選

ここまで郊外に住むメリットを3選紹介してきましたが、郊外移住は良い点もあれば、 良くない点も勿論あります。

代表的なデメリットは以下の3つです


交通の便が良くない

郊外住宅は、駅から遠く離れた物件も少なくありません。

マイカーがなく、主に交通機関を利用する方にとっては、交通の面で不便を感じるかもしれません。

移動時間は許容範囲と思っていても、駅につくと、電車の本数が少なく、移動時間が倍以上かかってしまった、と言う事もあります。

郊外の中でも、なるべくバスなどの交通環境が整備されている場所で物件を探すか 車が必須になるかもしれないという事を頭に入れておくなど、対策を考えておく必要があります。 


スーパーや病院が少ない

郊外は都会に比べ閑散としているので、スーパーや病院など公共施設が周囲に無い物件も多いです。

郊外だと、スーパーなどは閉店時間が早かったり、品揃えの違いがあったり 件数が少ないと病院も限られてくるため、患者が集中し、待ち時間が長いという事もあり得ます。

なので、体調不良になってしまった時や、急に欲しいものがある時など、不便さを感じてしまう事もあるかもしれません。

住居を決める際は、公共施設の場所を把握しておく・通販をフル活用する・バスなど公共機関の乗り場などを把握しておくなど、施設の場所や移動手段を、しっかり把握して住居を決める事が必要です。


イベントやショッピングなどの娯楽が少ない

都会は少し移動すれば、ショッピング街や映画館など、娯楽がある繁華街に辿り着けますが 郊外には、こういう施設が比較的少ないです。

遊びに行くにしても、移動に時間がかかったり、行く場所が限られてしまい、マンネリ化してしまう事もあります。

このような場合は、郊外の中でも都心に近い場所を選ぶ。

または、郊外の広い環境を生かし、野外でできるアウトドア系の娯楽を楽しんだり、通信ゲームなどネット環境を生かした趣味を探してみたり、どのように工夫して休日を楽しむか、考えてみるのも良いかもしれません。

3. 物件選びの注意

テレワーカーにとって、住居は仕事場にもなる場所。

物件選びで絶対失敗したくないと言う方は多いと思います。

では、郊外での住居を決める際は、どういった点に注意したら良いのでしょうか?


ネット使用可能な物件か?

第一に、インターネット使用が可能かという所が、必須の条件と言えます。

せっかくテレワークに集中するため静かな郊外に移住したのに、ネット環境が整ってないと本末転倒です。

郊外移住には、通信環境が最も重要だと言う事を忘れてはなりません。

郊外でも場所によっては、圏外だったり、回線業者が限られていたり、速度が遅いといった点もあります。

実際に物件の内見に行く際は、「ネット環境が確保できるか」という事を必ず確認しましょう。

4. 郊外に住みつづけるのは大変な時もある。現在の状況や将来も考え物件を選ぼう!


郊外住まいは快適な面もありますが、交通の便など不便な点もあり、住み続けるのは大変な事もあります。

特に、結婚したり、子供が生まれた時・老後など、ライフステージによって住みやすい物件の条件は変わるものです。

移住先の物件を決める際は、今後誰かと住む可能性はあるのか・状況に応じて都内に戻る事はあるのか、結婚など生活状況が変わった時は、住み換えやすい物件かなど、ある程度考えて、物件を決めてみるのも良いかもしれません。

とはいっても実際は、「将来まだどうなるか分からない」と言う方の方が多いかと思います。

まずは、住みたい郊外で手頃な賃貸を探して、住んでみて、 実際どんな土地で将来どんな暮らしをしたいかある程度ビジョンが見えてきたら、本格的に広い住居を構えるのも良いかもしれません。

5. まとめ

以上、テレワークによる郊外移住についてのメリット・デメリット・物件選びの注意点含め紹介してきました。

おさらいすると以下の通りです。

・郊外移住のメリットは、安くて広い物件が満載な事!自然や土地も広いためアウトドアやツーリングなど郊外ならではの生活の楽しさがある

・郊外デメリットは、交通の便が良くなかったり、病院やスーパーが少なかったり遠かったりする

・テレワークで郊外移住するかは、ネット環境が整っているかが大必須!

・不便な所もある郊外、年齢を重ねても住める物件かどうか検討!


と言う事でした!

在宅勤務は、1日のほとんどを自宅や近辺で過ごすようになる為 よりよい住環境で生活したいという考えは当然の事かと思います。

自分の理想や未来のライフスタイルと照らし合わせ、是非前向きに検討してみては如何でしょうか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!