【おすすめも紹介】タイプやメーカーで見るテレワークに適したパソコンの選び方!

  • カテゴリ: テレワークのOA機器
  • 公開日: 2022/5/2
テレワークに移行し、新たにパソコンを準備する人も多いのではないでしょうか。

しかし、パソコンのスペックやメーカーなどは多種多様ですよね。

では、テレワークではどんなパソコンを選ぶべきなのでしょうか。

この記事では、テレワーク用パソコンの選び方をテーマに、


・テレワーク用パソコンを選ぶポイント

・デスクトップとノートパソコンはどっちがおすすめか

・おすすめのメーカーや機種


などについて解説します。

1. テレワーク用のパソコンを選ぶポイント


テレワーク用にパソコンを新調する場合、自身の仕事に見合ったパソコン選びが重要です。

まずは、スペックやハード面などに注目していきましょう。

ここではテレワーク用のパソコンを選ぶポイントについて解説します。

1-1. CPU

CPUは人間の体で言う「脳」です。

与えられた情報を処理し、性能がよくなるほど処理速度は速くなります。

種類もCorei3、Corei5といったように数字で分けられていますが、テレワークをメインに行うのであればCorei5以上を選択するとよいでしょう。

日常的な業務からWeb閲覧、動画再生までスムーズにこなしてくれます。

Web会議ツールを使用しながら作業をしたりと、マルチタスクにも対応できるでしょう。

しかし、動画の編集やプログラミングといった高度な作業によっては、動作がもっさりしてしまう場合も。

また、高度な作業をメインに行う場合はCorei7以上が搭載されたパソコンを選ぶのがおすすめです。

1-2. メモリ

メモリはデータを一時的に保管しておく場所です。

よく作業台に例えられており、作業台の広さがメモリの容量とイコールになります。

メモリの容量は4〜32GB程となっており、こちらも大容量の方がより多くの作業をこなせます。

自身の使い方に合わせて、なるべく大容量のメモリを選択するのがおすすめです。

表計算ソフトやインターネットをメインとするならば4〜8GB程度。

画像編集やプログラミングなど、高度な作業を行う場合は8〜16GBを選択するとよいでしょう。

1-3. ストレージ

ストレージは仕事などで作成したデータを保存する場所です。

ストレージはHDDとSSDの2種類に分けられます。

まず、HDDの特徴は容量の多さにあります。

16TBを超えるものも市販されており、日常的な使用から仕事使いまで容量不足に困る心配はないでしょう。

価格も容量に対して安価なものが多いため、パソコン本体の価格も安くなる傾向にあります。

しかし、高速に回転するディスクにデータを書き込むため、振動や騒音があるのがデメリットです。

次に、SSDはメモリーにデータを読み書きできるタイプのストレージです。

振動や騒音がないため、快適な作業が行えるのが特徴。

読み書きが非常に早く、パソコン自体の起動もスムーズです。

しかし、最大容量が少ない、価格が高いなどの問題もあります。

テレワークでストレスなく作業を行いたいのであれば、静かで処理の早いSSDを選択するのがおすすめです。

1-4. 指紋認証・顔認証

仕事の最中でもパソコンへのログインや重要なファイルへのアクセスなど、パスワードの入力が求められる場合があります。

毎回入力を行うのを手間に感じている人も多いのではないでしょうか。

指紋認証や顔認証を搭載したパソコンであれば、その手間からも解放されます。

あらかじめ指紋や顔を登録しておくことで、直接入力を行わずにパスワード入力が完結します。

また、第三者による不正なアクセスを防げるため、セキュリティ対策としての面でも搭載しておきたい機能です。

2. デスクトップとノートパソコン、どちらがいいの?


パソコンのタイプはデスクトップとノートパソコンの2種類です。

テレワークではどちらのタイプを選ぶべきなのでしょうか。

ここではデスクトップとノートパソコン、どちらがテレワークに向いているのかを解説します。

2-1. 在宅ワークならノートパソコンがおすすめ


ノートパソコンの最大のメリットは、場所を選ばずに作業ができる点です。

デスクトップは主電源や設置するスペースを確保する必要があります。

例え家の中であっても、作業場所は固定されてしまうので「好きな部屋で仕事」と言うわけにもいきません。

ノートパソコンであればバッテリー内蔵のため、室内だけでなく外にも作業環境を簡単に作れます。

パソコン本体が小型のため、ちょっとした作業スペースでも問題なく使用できるでしょう。

在宅だけでなく、外出先でも仕事をしたい人にはノートパソコンがおすすめです。

2-2. 画像処理や動画編集など、高度なソフトを使うならデスクトップ


デスクトップ型はノートパソコンと比べると、性能は高い傾向にあります。

そのため、画像や動画の編集といった作業はデスクトップを選ぶとよいでしょう。

作業環境に必要なスペックが足りない場合は、部品の後付けや交換も可能です。

ノートパソコンよりも、カスタマイズ性に優れていると言えます。

しかし、持ち運びができないため、作業する場所は限られてしまうのが難点です。

設置に至ってもある程度スペースを必要とし、室内にも余裕があった方がいいでしょう。

在宅オンリーで仕事をしていくのであれば、デスクトップがおすすめです。

3. テレワークに最適!おすすめノートパソコン


スペックやハード面など、パソコン選びに必要なポイントは先ほど解説した通りです。

しかし、さまざまなパソコンメーカーが、独自の強みを持ったパソコンを販売しています。

どこのどのパソコンを選ぶべきか、迷う人も少なくないでしょう。

ここでは4つのメーカーに絞っておすすめノートパソコンを紹介します。

3-1. DELL

DELL製品は注文を受けてから生産を行う「BTO方式」を取り入れた元祖のメーカーです。

CPUやストレージの選択の幅が広く、カスタマイズ性に優れています。

また、万が一の場合のサポートが手厚いのもポイントです。

オプションでつけられるサポートでは、電話やチャットサポートはもちろんのこと、故障修理やソフトインストールなどにも対応しています。

そんなDELLのおすすめのシリーズは「Inspironシリーズ」です。

性能やデザイン性に優れていながらも、低価格を実現したコストパフォーマンスの高い製品となっています。

パソコン自体の形状や搭載CPUなど、細かな違いのラインナップが豊富にあり、自分に合った一台が見つかるでしょう。

最大15インチのディスプレイを搭載しているものの、小型・軽量で扱いやすいパソコンです。

3-2. Lenovo

Lenovoは世界シェアトップクラスのパソコンメーカーです。

ビジネスや法人向けのパソコンに強みがあり、耐久性や扱いやすさに定評があります。

高い性能を備えながらも、手の届きやすい価格帯で購入できるため、ビジネスシーンを問わず人気のあるラインナップが揃っています。

おすすめはLenovoの主力でもある「ThinkPad」です。

独自のトラックポイントで操作も快適に行え、作業効率の向上が期待できるでしょう。

電源ボタンは指紋認証センサーを搭載し、セキュリティ対策も万全です。

作りも頑丈で、約200種類以上の耐久テストをクリアするほど。

現在では軽量化も進み、シリーズによっては約1.3kgを実現して持ち運びやすさも追求しています。

3-3. Dynabook

かつて大手電子機器メーカーの「東芝」の子会社であったメーカーです。

Dynabookといえば、ノートパソコンのイメージが強い人も多いのではないでしょうか。

特徴は、高画質のディスプレイです。

液晶テレビ等を開発してきた経験を生かしたDynabookでは、画面に映るもの全てを美しく感じられるでしょう。

また、他社と共同開発したステレオスピーカーやサウンドアプリを搭載するなど、立体感のある音響にも力を入れています。

おすすめしたいのは「MZシリーズ」です。

14インチのディスプレイを搭載したコンパクトさが特徴的な製品。

重量は1.4kg程と軽いため、場所を選ばずに作業が行えます。

Thunderbolt4ポートやHDMIなどの入出力端子も豊富に搭載しており、スマホの充電からマイクやカメラの接続まで数多く対応できます。

また、約92万画素のWebカメラを標準搭載し、使用していない時はカバーをスライドすることでカメラを隠すことも可能です。

3-4. マウスコンピューター

DELL同様にBTO方式を採用している国内メーカーです。

その全てのパソコンを長野県で生産、国内生産のため安心感があるのが魅力のひとつ。

仕事内容などの用途に応じ、自分好みのパソコンにカスタマイズが可能なため、個人だけでなく法人にも人気があります。

おすすめはスタンダードタイプな「F5シリーズ」です。

15.6インチと大画面なのはもちろんのこと、ディスプレイの縁が狭いため、さらに見やすさが向上。

LTE通信モジュールを標準搭載し、SIMカードを挿入すれば外出先でもインターネット環境に困ることはありません。

キーボードにはテンキーが搭載されているため、表計算ソフトといった数字を扱う仕事も行いやすいです。

4. まとめ

在宅用のパソコンの選び方を紹介しました。

テレワークの内容によっては、スペックの高いパソコンが必要なケースもあります。

まずは、「自分の仕事内容にマッチしたスペック選び」を考えてみましょう。

テレワーク中では在宅以外にも、カフェやコワーキングスペースといった場所で作業する機会も出てくるものです。

仕事を行う場所でも選択するパソコンタイプは違ってくるため、「どこで仕事を行うか」も考慮したパソコン選びを行いましょう。