在宅勤務に役立つ便利なアイテムを紹介!無理なく続ける鍵は自宅の仕事環境にあり?

  • カテゴリ: 悩み・問題点
  • 公開日: 2021/12/27
在宅勤務をすると、長時間の通勤から解放されて家族との時間が増え、朝の時間に余裕ができるといったメリットもあるため、積極的に使いたいという方も多いでしょう。

しかし、会議や資料作成など仕事の面ではさほど問題がなくても、人と話すことが減ってストレスが溜まったり、肩こりや猫背など身体への影響がいくつも出てきたりします。

ルーティンとして導入していくなら、無理なく続けていくためのコツや、便利なお役立ちアイテムも取り入れていくようにしましょう。

本記事では、在宅勤務の悩みや、それを解消するための方法やツールについて詳しく紹介していきます。

1. 在宅勤務のこんなお悩み、ありませんか?


会社の方針で在宅勤務が決まったとしても、すぐに開始できるとは限りません。

準備ができていないうちに在宅勤務がスタートしてしまうと、あちこちで問題や混乱が生じるからです。

また、在宅勤務が続くことで出てくる課題もあります。

実際に、在宅勤務をしている人が感じている悩みをいくつか見ていきましょう。

1-1. 仕事環境が整っていない

在宅勤務は、会社で仕事をするのと同じように仕事できることが一番です。

しかし実際は、機器を確保したり、セキュリティを考えてVPN(Virtual Private Network)で接続する環境を整備したりと、始めるまでの準備だけでもかなり大変です。

そしてようやく開始したかと思えば、会議のためにビデオ通話するだけでも手間取ったり、自宅のネット接続状態が悪かったりすることもよくあります。

円滑に在宅勤務を進めるためには、チャットツールをやリモートワークソフトを導入し、その使い方を社内で共有しておくことや、トラブル時の対応を確認しておくことが重要となります。

1-2. 家から出ないので運動不足に

電車通勤をしているなら、駅までの移動や階段昇降など、自宅と職場を往復するだけでも無意識のうちに結構いい運動ができているはずです。

勤務中も打ち合わせや相談、資料の印刷などで席を立つ機会も多いでしょう。

一方、在宅勤務になるとまず通勤が無くなるわけですから、家から出る必要がなくなります。

さらに仕事が始まると、会議や資料の作成を含めてパソコンの画面を見続けることになるため、食事やトイレ以外はパソコンの前に座りっぱなしの状態になります。

自宅にいて、離席しなくても仕事ができてしまうので、運動不足になってしまうのはある意味仕方が無いことです。

しかし、これでは体力や筋力の低下は免れません。

在宅勤務をした日は、仕事後にジョギングや筋トレに励んだりして、少しでも身体を動かす機会を作るようにしたいですね。

1-3. 仕事とプライベートをうまく分けられない

自宅で仕事をするようになると、生活の中に仕事が入ってきてしまうため、いつまでも仕事をしてしまう人もいますが、逆に仕事に集中できないという人も多くなります。

ビデオ通話で他の人と繋がっている時間以外は、言ってしまえば自由な時間です。

スマホでゲームをしてサボっていたとしても、成果を求められる職場でなければバレることもほとんどありません。

仕事と自分の生活の境目が曖昧になることで、出社していた時のように仕事が進まなくなる可能性は大いにあります。

会社側は、仕事中の画面を記録する「エフチェア」などを導入したり、仕事をサポートするグッズ購入

2. 自宅の仕事環境を整えるおすすめグッズ3選


在宅勤務は、いかに自分が集中できる仕事環境を作れるかがポイントです。

そこで、これから在宅勤務をする人も、すでに始めている人にも役立つおすすめグッズをいくつか紹介します。

2-1. 目の疲れ防止に「ブルーライトカットメガネ」

パソコンやタブレットは画面から強い光が出ているため、1日中見続けると目が非常に疲れます。

在宅勤務にパソコンが欠かせないなら、ブルーライトカットメガネを手に入れておきましょう。

筆者自身、50%カットのメガネを使い始めてから以前よりも目が疲れにくくなったため、今では在宅勤務に欠かせない愛用品となっています。

ブルーライトメガネの種類は大きく2つに分けられ、カット率が50%近い色付きのメガネと、カット率が20〜30%前後の透明なメガネがあります。

会社でも使うなら透明なメガネが良いですが、仕事で特に顔を写すような場面が無いなら、少しでもカット率の高いメガネがおすすめです。

2-2. 長時間座りっぱなしのあなたへ「クッション」

合わない椅子や机で長時間座り続けていると、腰痛や肩こりに悩まされることも少なくありません。

そんな時は、背中や腰、肘下、手首下に小さめのクッションを挟んでみましょう。

ちょっとしたことですが、あると無いでは大違いです。

無印良品の「体にフィットするクッション」や、特殊なビーズでソファを思い通りの形に変えられる「yogibo」なら、日常使いでも十分に活躍してくれます。

2-3. 猫背解消に役立つ「ノートパソコンスタンド」

在宅勤務ではデスクトップ型パソコンよりもノートパソコンを使うことが多いために、画面が目線よりも低くなり、自然と首や背中が丸まってしまいます。

姿勢の悪さは、目や身体が疲れる原因にもなるため、ノートパソコンスタンドを駆使して、パソコン画面の位置を目線の高さに合わせるように工夫しましょう。

Bluetoothのキーボードやマウスを用意すると、タイピングの問題や配線も気になりません。

画面の大きさは仕事の作業効率UPにも繋がるため、場所やお金に余裕があればモニターを用意するのも一つです。

3. 運動不足解消におすすめのグッズ3選


在宅勤務中は「スマホの歩数計が1日で50歩以下だった」という経験を持つ方もいるでしょう。

実際、出社時に比べるとかなり運動量が減るため、気づかないうちに体力が落ち、久しぶりに出社すると、通勤だけでも消耗してしまうようになります。

ですから、在宅勤務をするなら意識して身体を動かすことが大切です。

運動不足を解消するのに役立つグッズを3つ紹介します。

3-1. 自宅で体幹を鍛えよう!「バランスボール」

インナーマッスルは姿勢にも関係してくる大事な筋力ですが、鍛えにくい部分でもあります。

そこで、自宅で簡単に体幹を鍛えるのにうってつけなのがバランスボールです。

部屋のサイズに合わせてボールの大きさを選び、まずはバランスボールの上に座るところから始めましょう。

体幹がついてくると、バランスボールの上に立てるようになる人もいます。

もちろん、運動の一つとして取り組むのも良いですが、デスク周りに余裕があれば、バランスボールに座りながら仕事をするのもありです。

ただし、急にバランスを崩してボールから落ちてしまう可能性もあるので、安全面に気をつけて使うようにしてください。

3-2. 適度なストレッチでリフレッシュ「ヨガマット」

固まった身体をほぐしたい人は、ヨガマットの上で寝転んだり、脚を交差させたりしてストレッチをしてみましょう。

寝る前に体のあちこちを伸ばすだけでも、かなりリラックスできます。

使わない時は、くるくると巻いて片付けておけるのも良いですね。

それに最近は、自宅で受けられるようなオンラインヨガやエクササイズのレッスンを受けている人が増えているため、ヨガマットを持っておくと何かと使えて便利です。

ただし、自宅でいきなり運動を始めると、硬い床で膝や脚を痛めることがあるので、ヨガマットに加えて室内用の運動シューズも用意しておくことをおすすめします。

3-3. 筋肉をほぐし、姿勢を整える「ストレッチポール」

コリが気になる肩や背中は、ストレッチポールがおすすめです。

ポールの上で真っ直ぐな姿勢を取ることで、丸まった背中がスッと伸びますし、背骨に沿って置いたポールを左右にコロコロと転がすだけでも、背中全体が気持ち良くほぐれます。

見た目は簡単ですが、5分や10分で結構いい運動になるので、息を切らすような運動は苦手という人でも大丈夫です。

4. 時には休むことも大事!リラックスグッズ3選


在宅勤務が続くと、数日自宅から一歩も出ないということも珍しくありません。

通勤がないのは楽ですが、出社時よりも人と話す回数が減り、パソコンの前から動かないことも多いため、案外ストレスもたまっているものです。

しっかり休んで仕事に臨めるように、日常の中にリラックスタイムをつくることを心がけてみてください。

疲れをほぐしたり、癒したりしてくれるリラックスグッズを3つ紹介します。

4-1. 好きな香りで癒されて…「アロマオイル」

在宅勤務になると、運動不足やブルーライトが影響して夜になかなか寝付けないということもあります。

良質な睡眠を取るためには、寝る前までにリラックスできる時間を確保することが大切です。

できるだけ間接照明で部屋の照度を落とし、好きな香りのするアロマオイルで癒しの空間をつくると、自然と睡眠にいざなわれるようになります。

自分の好きな香りのアロマオイルをいくつか揃えておき、「今日はどの香りにしようかな」と選ぶのも楽しいですね。

4-2. 働き続けた目に「ホットアイマスク」

在宅勤務で1日中パソコンを見続けると、まばたきの回数が減って目が乾きやすくなるうえに、目元周りの筋肉が固まってしまうため、非常に目が疲れてしまいます。

休憩時間や仕事後にスマホの画面を見ているようであれば、なおさら目を酷使しているようなものです。

そんな時のお役立ちアイテムが、ホットアイマスクです。

目元にじんわりと蒸気をあてて温められる使い捨てタイプであれば、近くのドラッグストアなどでも手に入れることができます。

もし毎日のように使いたければ、何度でも繰り返し使えて経済的な、充電型のホットアイマスクも候補に入れておくと良いでしょう。

USB充電式のものが増えており、予算を広げればエステのように振動でマッサージをしてくれるものまであります。

4-3. しっかり温まってリラックス「入浴剤」

同じ姿勢が続いてカチコチに固まってしまった身体の疲れは、できるだけ肩までお風呂に浸かって取り除きましょう。

その時に入浴剤があると、よりリラックス効果が高まります。

その日の身体の状態や気分に合わせて選べるように、炭酸で血行を促進するものや、ラベンダーの香りがするものなど、いくつか種類を取り揃えておくのがおすすめです。

5. まとめ


在宅勤務は通勤が無くなって朝の時間に余裕が生まれるものの、運動不足になる懸念があることや、いまいちな仕事環境のせいで姿勢や集中力に悪い影響を与えかねません。

在宅勤務の導入後も各自が仕事をスムーズに進められるように、「1時間に一度は席を立つ」「週の半分は出社する」などいくつかルールを設けておくのがおすすめです。

また、在宅勤務に使えそうなグッズを買い足したり、リラックスできる時間を意識してつくったりして、健康の維持に努めるようにしましょう。